使える弁証法で解放されませんか?

書評

ブログを書いているYoshihiro(@yoshihiro_free)です。

田坂広志先生をご存知ですか?
私が愛読している書籍の著者様でもございます。

多くの書籍を上梓されています。

気にならなくても必ずチェックしてください。
ビジネスマンの方には本当に勧めます。

特に管理職の方に勧めます。
必ず読んでください。

読みなさい。

なぜ現在に弁証法なのか

田坂先生の著書「使える弁証法」の表紙に書いてある言葉を列挙します。
これがすべてと言えるでしょう。

  • ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える
  • ただ1つの法則を知るだけで、ビジネスにおける「洞察力」「予見力」「対話力」が身につく

この書籍は2005年に上梓された書籍です。
つまり2018年から遡ること13年前。

13年前に上梓された書籍が、今でも有効に利用できるんですよ。
冷静に考えてすごく無いですか?

例えば13年前のパソコン、使えますか?
13年前の携帯電話、使えますか?
13年前の常識が通用しますか?

しかし田坂先生の書籍は13年経っても第一線です。
それを今から証明してみせます。

その前に、これだけ伝えておきます。
私が最も衝撃を受けた言葉。

しかし、それがすべて。

「螺旋的発展」の法則。

「物事は、螺旋的に発展する」。

この事実です。

なぜ螺旋的発展なのか

発展と聞くとグラフが右肩上がりに上がっていくような光景を想像しますが、
そうではない、というのがヘーゲルの弁証法。

発展とは、
あたかも螺旋階段を登るように進歩・発展していく。

これがヘーゲルの弁証法による発展です。
書籍に書かれている文章を引用します。

この螺旋階段を、遠く、横から見ていると、この人は螺旋階段を上に登っていきます。
すなわち、この人は、より高い位置へと、「進歩・発展」していくように見えます。
しかし、この螺旋階段を、高く、上から見ていると、どう見えるか。
この人は、螺旋階段を登るにしたがって、柱の回りをぐるっと回って、元の場所に戻ってくるように見えます。先ほどまで居た場所に戻ってくるように見えます。

つまり、
「進歩・発展」と「復活・復古」が同時に起こるんです。

俯瞰的に見て、初めてわかるこの事実。
弁証法の最も重要な法則、「螺旋的発展」の法則です。

螺旋的発展の具体例

では、具体的に身近な例をお伝えします。
今では当たり前のことなんですが・・・

それは「電子メール」です。
今では普通に「メール」と言っていますね。

これがなぜ、螺旋的発展なのか。
それは昔々の「文」(ふみ)の文化です。

電子メールは電話と異なり「音声」ではなく、
「文字」によるコミュニケーションです。

昔々の「文」(ふみ)の文化が、
「電子メール」として復活してきたのです。

これがまさに「螺旋的発展」。
昔々の「文」(ふみ)の時代は、
届くまで数日、距離によっては数カ月。

現代の「はがき」でさえ、翌日。

「電子メール」の場合は、数秒。
この時間の短縮こそ、「螺旋的発展」です。

同じ文章を送るのに、数日かかるか数秒で終わるか。
まさにこれが「螺旋的発展」です。

ボランティアの文化が復活する

意外かもしれませんが、インターネットが発達する中で回顧してきた文化が「ボランティア」です。
金銭的報酬があるからでもなく、文字通り「自発的」に互いに助け合い協力し合う、「ボランティア」の文化です。

これも具体例を示します。

今のインターネット文化では、
質問を投げかけると即座に返答が返ってきます。

昔々であれば、問いかけに対する答えには、
費用(図書購入費)や料金(情報料金)が発生していました。

今はどうでしょう。
無料で様々な情報が手に入ります。

疑問点は、調べれば解決します。
もちろん、調べた答えに費用は発生しません。(一部発生するものもございます)

これこそまさに「ボランティア」ではないでしょうか。

かつての社会には、その隅々に「ボランティア」の文化が、
人々の「相互扶助」の営みとともに、深く根を広げていました。

その文化が復活しているのです。

復活するときには「価値」が付け加わる

昔の文化が復活するとき、
昔のままでは復活しません。

そこには「価値」が加わっています。
では、具体的に何が「価値」なのか。

「文」の時代が、「電子メール」として復活した時、
何が「価値」として加わったのか。

それは「時間」です。

「文」の時代、相手に届けるまでの時間が
「電子メール」では極端に短くなりました。

そのレスポンスが「価値」です。

分からないことを調べる時、
答えの掲載されている書籍を探す「時間」を
今では検索すれば即座に分かる。

その時間の短縮が「価値」になります。

価値とは平等に全員に享受されないといけないもの。
私はそう考えています。

「与える」ことが良いとされている今、
まさに昔の文化が進化して再度注目されているのではないでしょうか。

さいごに

弁証法は本当に現代でも使える、
むしろ今から使うべき手法です。

時代は繰り返される。

漠然とそう感じている方がおられるのであれば、
この書籍が解決してくれます。

文書化されています。
学ぶべきものは非常に多いと感じています。

しかし、
ここで思い返してください。

私が紹介した書籍は2018年の段階で13年前の書籍です。
13年前の情報が、今まさに活躍するのです。

普遍的な情報は、
いつの時代も必要です。

私が言いたいことは、
真の情報とは何か。
普遍的な情報とは何か。
です。

この記事は1人でも多くに人に読んでほしい。
そして、田坂先生のことを知ってほしい。

田坂先生の書籍を、
多くの人に読んでほしい。

今の世の中を生き抜く
最大のヒントが書かれていると思います。

以上、Yoshihiro(@yoshihiro_free)でした。

コメント

  1. […] こちらの書籍も良いですよ。 使える弁証法で解放されませんか? […]