神楽の魅力を解放するよ

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ブログを書いているYoshihiro(@yoshihiro_free)です。

神楽ってご存知ですか?
知らない人が多いと思いますので、解放します。

ここで紹介する神楽は「石見(いわみ)神楽」です。
Wikipediaさんより引用しますね。

起源については諸説あるが、石見地方において室町時代後期には既に演じられていたと言われ、田楽系の神楽である大元神楽をルーツとし出雲流神楽・能・狂言・歌舞伎などが影響を与えて演劇性を増し、現在の石見神楽が形成されたとされる。
その後広島県北西部へと伝わり、各々の地方において独自の変化を遂げている。現在では、広島県北西部での神楽を「芸北神楽」と呼んで区別する場合もある。また戦後、野村砂男によって北九州に伝えられた石見神楽は北九州地域の気質に合う形に変化した折尾神楽となり地域の郷土芸能として定着している。
1979年、前述の大元神楽が国の重要無形民俗文化財に指定されたほか、各県各地多くの神楽が県または市町村の無形民俗文化財に指定されている。2017年には高円宮殿下記念地域伝統芸能大賞を受賞した。

日本三大芸能の中の「能・歌舞伎」や狂言の影響を受けた神楽。

生きているうちに見る価値あります。
ぜひ実際を見てください。

秋が見ごろ

神楽の演舞が盛んな季節は秋です。

収穫期に自然や神への感謝をあらわす神事として
神社において夜を徹して朝まで奉納されるものなのです。

各地域の社では、収穫時期に合わせて「祭神楽」といわれる演目が披露され、
夜が明けるまで踊り続けます。かなり見応えありますよ。

広島には神楽を楽しんでいただくための温泉施設もございます。
その名も「神楽門前湯治村」。
温泉に浸かり、癒されてからの神楽見学は至福の時間です。
神楽門前湯治村のホームページ
<地図>

夏の暑さが過ぎ去り、涼しくなてくる季節。
風呂上がりの神楽見学は貴重な体験ですよ。

これが無料とは・・・

祭神楽は基本的に無料です。
誰でも見学できます。

神楽門前湯治村などで開催される競技としての神楽には入場料が発生しますが、
各地域で開催される神楽は基本、無料です。

さらに演舞にはアレンジが加わり、笑いが起こることも多く見られます。
というより、この演舞内容が無料で見られるって、有り得ないですよ。
演目の中でも有名な「八岐大蛇」です。
大蛇の中には人が入っているんですが、そのように見えますか?
まるで本物の大蛇が動いているかのような演技です。

ひろしま安芸高田神楽 「八岐大蛇」

さらに注目してほしいのが衣装の早着替え。
着替えというか早変化。

あっと言う間に変化します。

ひろしま神楽 きっと見逃す早着替え!

衣装もですが、面も変わります。

広島神楽の魅力2 クモと変化 Fun of HIROSHIMA KAGURA 2

これだけのクオリティ高い演舞がタダですよ?
古く室町時代から伝わる伝統。
歴史が苦手なあなたでも、必ず楽しめますよ。

お気に入りを見つける

神楽の団体は100以上ございます。
どの団体も特徴があり、全部見るのは不可能でしょう。

その中でも、お気に入りの神楽団が見つかれば嬉しいですよ。
私は広島の「横田神楽団」が好きなんです。

私に神楽の素晴らしさを教えてくれた人が横田神楽団のファンでして、そこから好きになりました。
なにが好きかというと、脚の指1本の動き、表情の変化など、
細かいところまでに表現が行き届いているというか・・・
私は素人なんですけど、相手との距離を詰める際の足の指の動きとか見ていると、
背筋がゾクゾクするほどの緊張感が伝わってきます。

動き全体も迫力があって素晴らしいんですが、細部にわたるところも見てください。
相手を睨みつける目など、本当に怖いですから。

奏楽も最高

奏楽の基本は、太鼓・拍子・横笛で構成されています。
このバランスが良いんですよ。

太鼓は大きいものと小さいものがあり、
大きい太鼓の腹に響くような迫力と、小さい太鼓のリズムを刻むテンポ良いリズム。
そしてリズムのメリハリをつける拍子の金属音。
で、何と言っても魅力的なのが横笛のメロディ。

今の音楽には無い、古典雅楽の音階が最高に心地いいです。
酒を飲んでから横笛の音色を聞くと、まるで子守歌。
よく寝られますよ。

私はこの横笛を体験してきました。
音、鳴りません。
初めて吹く人は、間違いなく音を鳴らせません。
難しいです。

みなさん基本的に座っての演奏ですが、
祭神楽となると一緒に踊りながら演奏します。
それがまた楽しいんです。本当にあ迫力ありますよ!

ボランティア

神楽を演じる役者さん、奏楽を奏でる演奏者さん、基本的に皆さん働いています。
神楽を演じることで生活しているわけではございません。

ほとんどの方はボランティアです。
仕事が終わると練習場に行き、夜遅くまで練習されています。
大会が近くなると、会社を必ず定時に上がり、夜遅くまで練習しています。
奏楽の演奏者さんは、ご近所に迷惑かけないように練習されています。

そのような血の滲むような努力で、この伝統文化が引き継がれています。
能や歌舞伎みたいに、それを主体として生計を立てられるわけでは無い、でも
残していくべき伝統文化です。

神楽に関わる人たちは、基本的にボランティアで成り立っているんです。
ここだけは理解していてください。

老若男女

神楽は老若男女、誰でも楽しめる演舞です。
こども神楽団も存在しています。

小さな子供が大人顔負けの演武を披露します。
小さいころから神楽が傍にある環境。
やはり演じたくなるんでしょうね。

祭神楽の舞台前では、必ず数名の子供が一緒になって踊っています。
頼もしい後継者が目の前にいると、安心しますね。

本当に笑える演目もあります。
少し声が聞き取りづらいですけど、笑えますよ。

横田神楽団 悪狐伝 玉藻前と珍斉和尚
高猿神楽団 悪狐伝2/3

老若男女、楽しめます。

さいごに

神楽は、現代のアミューズメントからは少し離れた存在かもしれません。
それでもなお、現在まで存続しているのには意味がございます。

絶やしてはいけない文化。
変化を取り入れつつも、過去の偉功を絶やすことなく現在まで続く文化。
とても大切ですよね。

このような地域に根付いている文化を
少しでも多く触れられると、もっと日本が楽しくなりますよ。

神楽を見に、広島に来てみてください。

以上、Yoshihiro(@yoshihiro_free)でした。

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