管理栄養士として社会人1年目のスタート

仕事

ブログを書いているYoshihiro(@yoshihiro_free)です。

社会人1年目の私がとった行動を、余すことなく書きしたためます。
本当によく行動しました。

何も考えずに本当に行動しました。
楽しかったです。
充実してました。

しかし、その結果に甘え、今はあまり楽しくない。

今からの自分を変えるために、そしてこの記事を読んだあなたに、
幸せが訪れるように、全力で書きしたためます。

内から外へ

管理栄養士という資格を取り、希望していた病院での仕事を始めることができました。
希望していた仕事なだけに、本当に張り切っていました。

朝食を作るために朝5時に出勤することもお構いなし。
夕食の片付から朝食準備のために夜20時まで残ったこともございます。

誰かが体調を崩したり急用ができて休んだ時は、積極的に出勤してました。
それでも本当に仕事が楽しかった。

とにかく休むことなく働いていたのが1年目です。

技術を習得する

私が勤務していた病院は、マニュアルなどの整備が遅れており、
仕事を覚えるのも先輩からの言葉や行動をメモすることが主流でした。

見て覚えろ。
まさに昔気質の職人集団。

それが調理師の集団でした。

メモを取る暇を見つけられないままに仕事。
時間の経過を気にすることもなく、ひたすら作業。

仕事がひと段落したときに、疑問に感じたことをメモにし、
その疑問を休憩時間に先輩に聞く。

この繰り返し。

技術を習得するために、まずは行動し、そして感じた疑問を先輩に聞く。
自分が納得するまで、何日もかけて聞く。

面倒くさい奴だと思われたら勝ち。
名前を覚えられる前に「面倒くさい奴」として認識され、相手にしてくれる。

相手がどう思っているかは気にせず、とにかく人ったらしであれ。
そうすれば、ちょっとしたコツなどを、教えてくれる。

その積み重ねで、技術を習得してきたのが1年目。

No.1よりNo.2

厨房業務を覚える中で、心がけていたことが1つ。
分からないことは厨房のNo.1の人より、No.2の人に聞く。

明確な理由はございません。

ただ、今となって思うのが、
No.1の人は保守的でした。

今の状態をいかに維持するか。
このまま何もないように安全に運営していく。

こういったスタイルでした。
それはそれで悪くない。

今までの実績と経験をもとに、安全な食事を提供する。
食事の評価も悪くないので、良い判断ともいえるでしょう。

しかしNo.2は違ってました。
常に新しいものや方法を考えながらの仕事。

新しい厨房機器が販売されれば真っ先に見に行く人でした。
仕事の流れも、従来のやり方にとらわれず、臨機応変に対応する。

気付けば私はNo.2の人に話を聞く機会が多かったです。
常に変化する環境にも対応し、それでいて安全は担保する。

そういった仕事に憧れていたんでしょう。
それから私は、No.2の人と仲良くなることを心がけていました。

今の良いところと悪いところを客観視できるのもNo.2ならではではないかな。
No.1の人は、どうしても保守的になりがちだった。

厨房から出ろ

一通りの厨房業務を習得出来たら、積極的に病棟へと行きました。
厨房業務から逃げたいわけじゃなく、いろんなことをしたかっただけ。

もちろん厨房業務もしますが、時間が空けば病棟に行きました。
ちゃんと病棟に行く理由も必要です。

ただフラッと病棟に行くだけじゃ、完全に怪しい病院職員です。
ですので明確な目的だけは持ってから病棟に行きましょう。

ちなみに私は、栄養状態の気になる患者さんがいたからです。
嘘ではなく本当に、気になる患者さんがいたから。

それまで病棟に行ったことが無い私が、
どうやって気になる患者さんを見つけられた。

それは夕食の片づけをしているとき。

患者さんが食べ終わった食事が、専用の台車に乗って厨房に戻ってきます。
その時、病棟ごとに分けられている食事を片付けていると、ほとんど食べられていない食事があったんです。

美味しくないのか、体調が悪くて食べられないのか。
このとき、ものすごく気になったんです。

それがきっかけで、病棟に行きたい目的ができました。
何事にも興味を持ち、注意していると、いろんなことに気付きます。

ただ食器を洗うだけじゃなく、そこで患者さんの様子を想像するのも、大切ですよ。

気になる患者さんを見つけたら、あとは会いに行くだけ。
なぜ食べられないのか、お話を聞きに行く。

そうすることで、食事を見直すことが必要か否か、判断出来るんです。
厨房の中にいるだけでは分かりません。

思い切って病棟に行くことが大切です。

顔を売れ!名前を売れ!

なんと言っても、まずは自分のことを売らなければ何も始まりません。
毎日ひたすら病棟に行き、気になる患者さんの栄養状態チェック。

そのうち病棟の看護師さんやワーカーさんから、
毎日来る栄養課の人という認識が生じ始めます。

これが私の狙い。

とにかく、栄養課の男が毎日病棟に現れ特定の患者さんの栄養状態を確認して帰るという事実を刷り込む。
そうすると、徐々に認知され始める私の存在。

私の顔を見ると「お疲れ様です」と声をかけてくる看護師さん。
完全に馴染んだ。そう分かった瞬間、次は名前を売りに行く決意をしました。

病棟に行くために支給された院内携帯。

それをワザとらしくナースステーションで、
「栄養課の私ですが、○○さんの食事内容の確認です」などと電話をし・・・。

とにかく、事あるごとに自分の名前を聞こえるように言ってました。
そのうち、師長さんから直接名前を読んでもらえる存在に。

顔を覚えてもらってから名前を覚えてもらうまで、本当に地道な行動。
今思えば、本当に恥ずかしい行動です。

でも当時はその行動すら正解だと思っていたので、まったく気にしてませんでしたね。
でもおかげさまで、しっかり名前を憶えていただきました。

医者と仲良くなれ

病棟の看護師さんやワーカーさんに顔と名前を憶えてもらえれば、
残すは医者に名前を覚えてもらうだけ。

覚えてもらうと栄養状態に関するお願いとか何かと融通が利く。
そう考えた私は、何とかして医者に顔と名前を覚えてもらうように行動し始めました。

用事があるごとに主治医に院内携帯で連絡し、的確な指示をいただきます。
そうして私は、患者さんを第一に考え必ず主治医と相談する管理栄養士という位置づけを確保していきます。

この時の主治医もNo.2の副院長が担当している患者さんが中心でした。
わざとではなく、これは偶然でした。

私が気になる患者さんを担当していたのが偶然にも副院長。
運が良かったです。

医者とつながることは、社会人1年目の私にとっては最高に嬉しかった。
医者なんて雲の上の存在で、話なんか聞いてもらえるとは思ってなかった。

という勝手に作り上げた私の妄想。
相談すると何でも聞いてくれる医者たち。

主治医以外の医者も、真剣に私の相談を聞いてくれました。
本当に嬉しかった。

そうして退院していく患者さんを見送ると、
自然と涙が込み上げてきます。

元気に退院してもらうほど、嬉しいことはない。
こういう嬉しい時は主治医の先生に甘えて食事会をしてました。

社会人1年目の私が味わえないような美味しい肉。
今でも忘れられません。

病院中を巻き込め

顔を出すところは病棟だけではないんです。
私が1番重要なところと感じているのがリハビリ室。

入院患者さんが退院するためにトレーニングしているのがリハビリ。
そこでの患者さんの動きによっては、食事内容を変えないと栄養不足になります。

ですのでリハビリを確認するのは非常に重要です。
教科書での運動強度は、あくまでも参考値です。

実際の患者さんの汗や疲労度を見ないと、
分からないところはたくさんございます。

気になる患者さんのリハビリの様子を確認し、
その後の食事内容を考える上では重要なポイントで。

担当のOTやPTに普段のリハビリしている様子を聞き、
さらに主治医から医学的な判断を仰ぎ、食事内容を考えていく。

そこに関わる薬剤師さんも巻き込んで、1人の患者さんをケアしていく。
これって今では当たり前のことなんでしょう。NSTというチーム。

NSTをWikipediaから引用しますね。

栄養サポートチーム(NST:Nutrition Support Team)とは、職種の壁を越え、栄養サポートを実施する多職種の集団(チーム)である。栄養サポートとは、基本的医療のひとつである栄養管理を、症例個々や各疾患治療に応じて適切に実施することである。
NSTは1960年代の中心静脈栄養(TPN)の開発普及とともに誕生し、欧米を中心に世界各地に広がった。日本ではその普及が容易でなく、1998年のPPM方式の考案が契機となり、全国の医療施設に広がった。2006年4月の診療報酬改定により、多くの病院でNSTが立ち上がることとなった。
2010年4月からは、栄養サポートチーム加算の算定も開始され、現在、既に1,500以上の施設にNSTが設立され、今もなお多くの施設で稼動準備が着々と進められている。

私の時代には無かったですよ。
NSTなんて無かった。でも患者さんを助けたい気持ちは一緒。

こうやって形になっているのは嬉しいですね。
なんと言っても主治医からの見解を直接聞ける機会なんて無かったんですから。

遊びも真剣に

遊びというか、院内行事ってありませんか?

私が勤務していた病院も、夏祭りや忘年会がありました。
職員が模擬店や催し物をし、患者さんやその家族さんに楽しんでいただくことがあるんです。

その祭りでは、職員がソーラン節を踊る場面がございます。
内気な日本人は、誰もその踊り手に自ら名乗りを挙げませんでした。

そんな時は社会人1年目の出番です。
率先して手を挙げました。

ベテラン従業員の中に社会人1年目の人間が1人。
周りからも特異的な目でみられましたね。

これでいいんです。
そんな目で見られた時点で私の勝ち。

注目を浴びている証拠です。

祭りの練習となると、通常業務よりも優先されるのが病院の通例。
仕事を残してでも、踊りの練習が最優先なので、逃げるように練習に参加していました。

楽しかった。
普段関わらないボイラー技士さんとか、送迎バスの運転士さんとか。

厨房の中にいたら関わることないですよ。
かなり貴重な時間と体験です。

とにかくいろんな業種の人と関わることが大切です。

そして忘年会ではカラオケに参加。
各部署から1名選出しないといけないなかで、栄養課はいつでも、じゃんけんで負けた人が参加。

誰も参加しないこの環境。
私が変えなければ!というわけでは無いんですが、カラオケ大好きなんで私は自ら手を挙げちゃいました。

タダで歌えるなんて最高ですね~。
上手いとか下手とかではなくて、私が楽しんでるんでそれでいいんです。

カラオケ最高~。
社会人1年目の私には困ることなんてないんです。

最新の栄養補助食品を手に入れろ

管理栄養士たるもの患者さんの栄養状態を改善することが仕事。
栄養補助食品も日進月歩。

かなり有効な商品が開発されてきています。

その都度、メーカーの人が病院を訪問し、サンプルを置いていってくれます。
試しに使用してみてくれと。

でも1個や2個じゃ効果ないんですよ。
1ヵ月くらい継続して、初めて効果が出るくらい。

そんなもんなんですけど1個じゃねぇ。
ってことで、無理言って1ケースもらいます。

もちろん栄養状態の改善が見られたか、レポート提出しますよ。

そうやってメーカーも有効な実証結果が得られれば売れますよね。
まさにwin-winの関係です。

そして私が担当になると、だいたい美人な営業さんが来ます。
完全に色仕掛け。

まんまと術中にはまる私。
美人な営業さんに会いたくて、サンプル要求から実証までやっちゃいました。

で、特にその営業さんと何があったわけでもなく、
商品の採用が決まった瞬間から音信不通ですよ。
その営業さんと。

あとから聞いたら結婚して辞めたんですって。
なんだそれ・・・。

それでも患者さんの栄養状態は向上しました。
そして退院までできたんで、良かったんです。

私は一方的に振られましたが、患者さんが退院して良かった。
私は、それだけでいい。

患者さんの栄養状態を改善するために、できることは何でもする。
それが社会人1年目の私です。

さいごに

管理栄養士として迎えた社会人1年目。
一般の企業さんとは大きく異なる点が多いでしょう。

管理栄養士さんで社会人1年目の人も、
置かれている環境によっては全然違うでしょう。

でも、実は同じなんですよ。
何でもいいから、行動するんです。

行動したからこそ、
いろんなつながりが出来上がり、いろんな結果が出るんです。

1つのことを極めるのもいいでしょう。
しかし1度の人生、1つのことに絞る前に何でもやってみませんか?

ただ、今この記事を書いている私は、当時のように仕事を楽しんでいるわkではございません。
社会のしがらみを理由に、自ら行動することをやめ、このままでいいと理由を付け、動いていません。

しかし、この記事を書きながら当時を思い出して涙し、
こにおままではいけないと今では感じています。

もっと前向きな記を、そして皆さんの悩みを解決できる記事を。

以上、Yoshihiro(@yoshihiro_free)でした。

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